オーストラリア流アロマセラピー
〜 環境を本気で考える、クリニカル・アロマセラピー、ナチュラル・セラピー
こんにちは。
先月久しぶりに沖縄へ行ってきました。初めて行った20年前以来、典型的な沖縄病にかかり、これまで沖縄本島のみならず離島も4島訪問しました。
その後オーストラリアへ来てからは、時間もなく10年以上も足を運んでいませんでした。シドニーに沖縄料理がなくてずっと不満だった私は、帰国の度に沖縄料理を食べに行ったり、わしたショップで買い物して沖縄そばをシドニーへ持ち帰ったり。沖縄に行けなかった分、そんなことをしていました。
それが私の所属する柔術チームの沖縄支部がオープンすることとなり、それなら稽古ついでに久々に行ってみようということになったのです。3泊4日の短期だったけれど、やっぱり沖縄はいつ行ってもいい!もちろん観光だけでは見えてこない基地や環境問題もたくさんあるし街も変わっていましたが、昔からある店も健在。何よりフレンドリーでオーストラリア人に躊躇せず話しかけるおばあなんて最高です。
さてアロマ好きならご存知の方も多いと思いますが、沖縄にも独自の精油があります。月桃(げっとう)がそれです。 ショウガ科で白い花を咲かせる月桃は、防虫、防カビなどの効能があるために、沖縄では古くから薬草として利用されてきました。歩いていると、生垣沿いの月桃の大きな葉がそこかしこに見えます。
話を戻して、今回はあまり時間がなく北部へは行かれなかったのですが、古い街並みが残る首里を再訪し前回訪問時より成長した木々に時間を感じながら、10月末に焼けてしまった首里城へも足を運びました。ちょうど2日前に正殿が見える場所への立ち入りが解除され、同じく焼けてしまった番所の目の前まで入ることができたのです。
その目の前の柵で監視に当たっていた首里城の守衛さんと少しお話をしました。火災の夜の風向きで正殿が全焼してしまったことなど。そして最後に一言「ごめんなさいねぇ」と目に涙を浮かべてつぶやきました。第二次世界大戦で全壊し、そこから近代のものへと復興した首里城。90年代に沖縄を訪問した時に見た鮮やかな朱色の正殿が今でも記憶にあります。そんな先祖の時代から続くものを守りたかった守衛さんの気持ちは、昔からある自然を守る沖縄の人々の気持ちと重なりました。近い将来、若い世代に対して「自然を破壊してしまって、ごめんなさいね」とは誰も言いたくないはずです。
翌日スノーケリングで潜ったサンゴ礁もだんだんと変わってしまうのだろうと思うと、綺麗な海がある反面、複雑な気持ちになりました。またここへ来た時に同じサンゴ礁が残っていますように。。。
さてすっかり沖縄病が再発したので、沖縄の旅が終わってから実家で母の三線を引っ張り出して弾きまくりました。弦を弾くと南の音が響きます。なんていい音!でもニシキヘビの皮なのでオーストラリアへ持ってくるには手続きが面倒なので、泣く泣く諦めました。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
(読んだ後にfacebookのこのブログのページにいいねをしてくださると嬉しいです!)
精油やアロマセラピーに関する質問はお気軽に、hello@carnaaromatics.com.auまでメールくださいね。
facebook日本語のアカウントは、Carna aromatics – Japan
インスタグラムは、carna_aromatics
インスタグラムやfacebookのキャンペーンなどもたまにしています。
*ブログで紹介するエッセンシャル・オイルの効果や効能は、プラクティショナー・レベルの高品質のオイルの場合に期待できるものであり、一般的に販売されている全てのオイルに同様の効果を約束するものではありません。
プロダクトの詳細は、こちらのページからどうぞ。