キネシオテープでアレルギー性接触皮膚炎に!

オーストラリア、シドニーのクリニカル・アロマセラピスト
〜 環境も考える、本気のクリニカル・アロマセラピー、ナチュラル・セラピー

こんにちは。

以前タマヌオイルで皮膚炎になったブログを投稿しましたが(こちら)、今度はテープの粘着剤に反応してしまいました。

先日柔術でちょっと膝を痛めたので、膝周りに筋肉の動きをサポートするキネシオテープを貼りました。朝貼って、調子いいなーとその日を過ごしそのまま就寝。翌朝なんだかかゆいと感じて一部を剥がすと、波型に付いた粘着剤と接触した部分が赤く腫れて、一部はテープとともに皮膚まで剥がれてしまいました。急いで全部を剥がしましたが、皮膚が剥がれた部分は水ぶくれだったようで、透明な血漿がじわりと滲み出していました。痛痒い。。。

テープを剥がしてから約12時間経過。皮膚が剥がれた部分に貼った絆創膏が膨れてきました
膝の外側。テープの粘着剤の波型模様がついてしまいました

傷口を乾かさずに治すという絆創膏をはりましたが、数日貼ったままでいいはずのものが24時間でパンパンに膨れ上がり交換することに。ただ赤く腫れた部分は真正ラベンダー精油を使用したおかげもあり、24時間後にはほぼ落ち着きました。

テープを貼ってからおよそ24時間で皮膚炎の発症に気づいたので、その日の夜に小さく切ったテープを二の腕と手首の内側に貼ってパッチテストをすることに。

翌日パッチテストの部分を見ましたが、若干赤みがあっただけで特に反応はなし。面積が小さかったせいでしょうか、深刻な状態にはなりませんでした。

実は先月知り合いから、昔カンタス航空のクルーだったころ機内サービスの際に装着する使い捨てグローブのラテックスに反応して以来、ラテックスアレルギーになったという話を聞いたばかりでした。彼女はアナフィラキシーショックになってしまうほどの深刻なレベルで、航空会社が機内から当時ラテックスを排除できない期間仕事を休まなくてはならないほどだったと言います。

私はラテックスアレルギーと交差反応するバナナ、アボカド、キウイフルーツなどへの反応はありませんので、おそらく粘着剤に含まれる化学物質に反応したアレルギー性接触皮膚炎と思われますが、ラテックスアレルギーも花粉症と同様に蓄積されてある日突然発症するので、今後はできるだけ接触しないように気をつけなければなりません。

翌週、職場のクリニックの使い捨てグローブなど原材料をチェックして、ラテックスでないことを確認。家の中も色々探してようやく落ち着いたところです。

皆様もどうぞお気をつけください。

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

 

精油に関する質問はお気軽に、hello@carnaaromatics.com.auまでメールくださいね。

facebookアカウントは、Carna aromatics(オーストラリア)、Carna aromatics – Japan(日本)。
インスタグラムは、carna_aromatics(オーストラリア)、carna.aromatics.japan(日本)。
インスタグラムやfacebookのキャンペーンなどもたまにしています。

 

*ブログで紹介するエッセンシャル・オイルの効果や効能は、プラクティショナー・レベルの高品質のオイルの場合に期待できるものであり、一般的に販売されている全てのオイルに同様の効果を約束するものではありません。
プロダクトの詳細は、ちらのページからどうぞ。
プロフィール
クリニカル・アロマセラピスト。日本、ニュージーランド、オーストラリアで長年メディア業界で仕事をするが、長時間労働の中、自分の健康が一番大切と気づきナチュラル・セラピーを勉強する。科学的に証明された精油の作用をベースとして、個人の症状に合わせた治療目的のブレンド、芳香目的のブレンドなど、エッセンシャル・オイルのハーモニーを創り出すことが得意。Australasian College of Natural Therapiesでアロマセラピー・クリニック優秀賞を受賞して卒業。Australian Traditional Medicine Society会員。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です